◆事業内容◆

研究開発
衛生
出荷
商品開発

わたくしどもは、マシンを駆使した科学的な裏づけと、
五感で練りこむ讃岐の伝統的職人技の両方を鍛錬し、
どちらか一方に頼ることなく美味を革新し続けております。

うどんの美味を大きく左右する小麦ひとつ取っても、
毎年作柄が違います。
同じ銘柄でも、その年の天候や気温によって出来が違うわけです。
そこでわたくしどもは、穀物研究所の小麦局で使用する特殊な機械を揃え、
作柄によって微妙に異なる小麦粉の粘弾性を測定し、
小麦の品質を見極めることもうどん作りの一環に導入しています。
小麦だけでなく、水や塩についても膨大なノウハウを蓄積してまいりました。
また、真に美味しいうどんを作るために製麺機を自分たちで開発し、
機械の部品まで手作りして納得のいくものを作り上げ、
今ではそれが全国の数多くの麺の有名店・海外に導入されるまでに至りました。

小麦粉は生き物。
ほんの少しの気温や湿度によって、麺の出来が違ってきます。
小麦粉の状態を確認するために、毎日水分含有率を計測して、麺のブレを抑えております。
品質のブレ無い美味しさをご提供します。

実は、麺の粘りは小麦粉のでんぷん質の粘弾性「アミロ値」の数値によって、大きく左右されます。 亀城庵は五感だけでなく、作柄によって変化するアミロ値も調べた上で 理想の配合で小麦をブレンドしています。
粘度・粘弾性を測定し、茹で上がった麺の粘弾度と他の条件の関係について、 絶えず研究を進めています。